もしも、富士山ふじさんが噴火ふんかしたら…

都内とないにも大量たいりょうの火山灰かざんばいが降ふる可能性かのうせいがあります。降灰こうはいによる影響えいきょうを理解りかいし、降灰こうはいに備そなえましょう。

降灰こうはいの分布ぶんぷ

中央防災会議ちゅうおうぼうさいかいぎ「大規模だいきぼ噴火時ふんかじの広域こういき降灰対策こうはいたいさく検討けんとうワーキンググループ」が令和れいわ２年ねん４月がつに公表こうひょうした「大規模だいきぼ噴火時ふんかじの広域こういき降灰対策こうはいたいさくについて―首都圏しゅとけんにおける降灰こうはいの影響えいきょうと対策たいさく― 〜富士山ふじさん噴火ふんかをモデルケースに〜（報告ほうこく）」において、

出典しゅってん：大規模だいきぼ噴火時ふんかじの広域こういき降灰対策こうはいたいさくについてー首都圏しゅとけんにおける降灰こうはいの影響えいきょうと対策たいさくー～富士山ふじさん噴火ふんかをモデルケースに～（報告ほうこく）【別添資料べってんしりょう】

東京都とうきょうとへの影響えいきょうが最もっとも大おおきくなる
モデルケースの場合ばあい

多摩地域たまちいきをはじめ、区部くぶの大部分だいぶぶんで２～10㎝程度ていど以上の降灰こうはいが発生はっせい
都内とないで除灰じょはいが必要ひつような火山灰量かざんばいりょうは約やく1,2億おく㎥
全体ぜんたいで除灰じょはいが必要ひつような火山灰量かざんばいりょうは約やく4,9億おく㎥とされ、東日本大震災ひがしにほんだいしんさいで発生はっせいした災害廃棄物量さいがいはいきぶつりょうの10倍ばい以上に相当そうとう

※この想定そうていは、あくまで検討けんとうのための一例いちれいであり、将来しょうらいの富士山ふじさん噴火ふんかの状況じょうきょうを予測よそくしたものではありません。実際じっさいの噴火時ふんかじには、風向ふうこう、噴火ふんかの規模きぼ及び継続時間けいぞくじかん等により、降灰こうはいの状況じょうきょうは変かわることを理解りかいしておくことが重要じゅうようです。